メダカはポリプテルスの餌になる?食べない理由やメダカ漬けについて解説
ポリプテルスはメダカを好んで食べます。しかしポリプテルスの個体や状態によっては食べないこともあります。この記事ではメダカについて、肉食魚の生き餌の観点から解説します。食べない場合に考えられる理由や、メダカ漬けについても考察するので、メダカを与えようと考えている方は参考にしてください。
目次
メダカは生き餌としておすすめ
メダカは基本的に、ポリプテルスの好物になります。メダカと人工餌を一緒に入れても、人工餌には見向きもしない個体も多いです。実際に私が飼育しているセネガルスやデルヘッジ、パルマス・ポーリーは、3匹ともメダカが大好きです。

ポリプテルスだけでなく、オスカーやダトニオ、ブラントノーズガー、ブラックゴースト、スネークヘッド、アロワナの稚魚など、多くの肉食魚が生き餌としてメダカを好んで食べるでしょう。
メダカ漬けとは?
メダカ漬けとは、ポリプテルスなどの飼育水槽をメダカでいっぱいにし、熱帯魚がいつでも好きなだけ生き餌を食べられるようにした環境です。エンドリケリーなどの下顎系や、デルヘッジなどの上顎系ポリプを、太く、長く、大きく育てるためにしばしばメダカ漬けが行われます。
メダカは10cm以下のポリプテルスの幼魚でも十分に食べられるサイズのため、ポリプなどの肉食魚を巨大化させる目的で重宝されます。
メダカ漬けを行う際、ポリプテルスは捕食が下手なため、他の魚に食べ尽くされないよう、ポリプ単独で行いましょう。また、水槽が大きすぎるとうまく捕食できないので、60cm水槽に100〜200匹のメダカ漬けを行うなど、過密気味で行いましょう。
メダカを食べない理由
ポリプテルスの中には、どじょうなどの生き餌を食べない個体もいますが、メダカはほとんどの個体が食べると思います。もし、飼育しているポリプが食べない場合、原因を究明しましょう。
お腹がいっぱいだから
ポリプテルスが満腹だと、メダカを食べません。例えば人工餌に慣れている個体は、メダカよりも取りやすい人工餌を先に食べることもあるため、他に餌を食べている場合は心配する必要はないと思います。

体調が悪いから
ポリプテルスの体調が悪かったり、弱っていたりするとメダカを食べません。丈夫なポリプも消化不良になりやすく、エロモナス菌などが原因の病気に罹る可能性がありますので、よく観察してあげましょう。
警戒しているから
ポリプテルスが緊張していたり、警戒していたりすると、餌を食べません。大きな音や振動、光などに対して反応していないか確認しましょう。
慣れてしまっているから
考えにくいことではありますが、メダカを生き餌として認識しないまま、混泳することに慣れてしまっている可能性もあります。
メダカがポリプテルスの目の前を横切るなど、何かの拍子で再び食いつくこともありますが、一度隔離して少し時間を空けて与えるのも良いかもしれません。
メダカを与える際の注意点
メダカを生き餌として、ポリプテルスに与える際に注意しなければいけない点について解説します。
水質の悪化
メダカに限らず、生き餌は水を汚しやすいです。餌用のメダカは非常に弱い個体も多く、水質が悪化することで次々に死んでしまい、さらに水質が悪化する悪循環に陥る可能性もありますので注意しましょう。こまめな水換えや、食べ残しの掃除などに気を使うようにしてください。
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食べすぎ
メダカが大好きなポリプテルスは多く、食べすぎてしまう傾向があります。生き餌は栄養価が高いため、ポリプテルスが太ってしまったり、消化不良になってしまったりする危険性がありますので注意しましょう。
また、人工餌に比べると栄養が偏りがちですので、メダカばかりを与えないようにしましょう。
病気
生き餌は水槽に病気を持ち込むリスクがあります。また、白点病や尾ぐされ病などの病気にかかっているメダカを、ポリプテルスが食べるのも好ましくありません。メダカを与える際は必ず薬浴や塩浴などのメンテナンスを行ってからにしましょう。
ポリプテルスは薬に弱い性質がありますので、薬浴後すぐに与えるのも危険です。メンテナンス後も十分に期間を開けて与えるようにしましょう。
ポリプとメダカは混泳できる?
ポリプテルスはほとんどの個体がメダカを好んで食べるため、混泳はできないと考えましょう。一時的にエサと認識しない場合にも、何かの拍子で食べてしまうことがありますので注意して下さい。
まとめ
メダカは、ポリプテルスにおすすめの餌です。野性味あふれる捕食シーンを観察できるほか、ポリプテルスを大きく育てるのに役立つでしょう。病気や栄養バランスに注意するなど、この記事を参考に与え方を工夫して下さい。


