金魚はポリプテルスの餌になる?大きさによっては混泳できる?

ポリプテルスは基本的に金魚を好んで食べます。しかし金魚のサイズや個体によっては食べないこともあります。この記事では金魚について、肉食魚の生き餌の観点から解説します。餌としておすすめの大きさから、混泳の可否まで説明しますので、金魚を与えようと考えている方は参考にしてください。

金魚は生き餌としておすすめ

ポリプテルスは金魚を好んで食べます。ポリプテルスはもちろん、オスカーやダトニオ、ブラントノーズガー、ブラックゴースト、スネークヘッド、アロワナなど、多くの肉食魚の生き餌として、金魚は重宝されます。

私が飼育しているセネガルスやデルヘッジ、パルマス・ポーリーも、金魚を与えるとすぐに食い付きます。

大きさによって名前が違う

餌でよく与えられる金魚は、餌用金魚・エサキンなどと呼ばれ、金魚すくいでよく見られる流線型の形をした和金という品種が多いです。

和金は、大きさによって呼び方が異なりますので、下記の表を参考にポリプテルスの大きさに合った金魚を与えるようにしましょう。

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呼び方サイズ
小赤下2~3cm
小赤3~5cm
別下5~6.5cm
別和金6.5~7.5cm
小和金7.5~8.5cm
並和金8.5~11cm
中和金11~13cm
大和金13~15㎝

参考:和金|金魚のマルウ

金魚を食べない理由

ポリプテルスはほとんどの場合、金魚を食べると考えられます。もし食べてくれなくて困っている、という場合には下記のような原因があるかもしれません。

大きすぎるから

金魚のサイズが大きすぎると、ポリプテルスが捕食対象として認識しない、あるいは食べたくても食べられない可能性があります。

ポリプテルスの口に入って、丸呑みできるくらいの大きさの金魚が餌として適しています。参考までに、20cm程度のポリプテルスであれば小赤まで、30cm程度のポリプテルスであれば別下までのサイズ感だと、食べやすいでしょう。

10cm前後のポリプテルスの幼魚であれば、さらに小さいメダカなどの生き餌が適しています。

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満腹だから

ポリプテルスが満腹だと、金魚を食べません。例えば人工餌を先に食べてお腹がいっぱいの場合、金魚に見向きもしないこともあります。

体調不良だから

ポリプテルスが体調不良だと、金魚を食べないこともあります。病気やケガに強いポリプも消化不良にはなりやすく、また細菌性の病気になる可能性はあります。体や行動に異常がないか、よく観察しましょう。

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緊張しているから

ポリプテルスが緊張、警戒していると、金魚に食いつきません。他の魚との力関係や、大きな音や振動には気をつけましょう。

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慣れているから

金魚を捕食対象として認識しないまま長期間混泳することで、ポリプテルスが金魚に慣れてしまっている可能性があります。

ポリプが空腹状態になったり、金魚の泳ぎ方に刺激されたりして、すぐに捕食しようとするかもしれませんが、一度隔離してみるのも手です。

金魚を与える際の注意点

金魚を生き餌として、ポリプテルスに与える際の注意点を解説します。

栄養面の懸念

金魚は、サイアミナーゼというビタミンを破壊する酵素を持っているため、ポリプテルスに金魚だけを与え続けるのは栄養面で心配があるといわれます。

一方で、サイアミナーゼはメダカなどの他の生き餌も持っている、肉食魚に対して悪影響があると証明されていない、など様々な情報があります。

上記に関して確定的な情報はありませんが、いずれにしても栄養がバランスよく配合された人工飼料に比べると、金魚だけを与え続けるのは好ましくないでしょう。

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水質の悪化

金魚に限らず、生き餌は水を汚しやすい特徴があります。特に金魚は自身が大食漢でフンもたくさん排泄するため、水換えや掃除をこまめに行いうなど、水質悪化の予防をしてください。

ポリプテルス飼育に適した水質とは?水質悪化の対策から管理方法まで解説

食べすぎ

ポリプテルスは金魚への食いつきが良く、つい食べすぎてしまう可能性があります。肥満や消化不良にならないよう、与えすぎには注意が必要です。

病気

金魚に限らず生き餌は、飼育水槽に病気を持ち込むリスクがあります。また、細菌性の病気にかかっている金魚を、ポリプテルスが食べてしまうのも好ましくありません。事前に薬浴や塩浴などのトリートメントを行ってから与えるようにしましょう。

ポリプテルスの薬に弱い性質を考慮して、トリートメント後はしばらく期間を空けて与えるのもポイントです。

ポリプと金魚は混泳できる?

ポリプテルスは金魚を好んで食べるため、混泳はできないと考えましょう。とても食べられないようなサイズの金魚でも、ポリプテルスが金魚のヒレや体に噛み付いてボロボロになって弱ってしまう可能性があります。

まとめ

ポリプテルスにとって、金魚はおすすめの生き餌です。与える際は金魚の大きさや病気、栄養バランスなどに注意してください。