ポリプテルスの鼻管は再生する?鼻管消失やラッパ鼻などのトラブルと対処法

ポリプテルスには、鼻管と呼ばれる2本の細い管のような器官があります。鼻管は病気やケガなどによってトラブルが起きても、再生することができます。この記事では、鼻管消失やラッパ鼻などについてまとめ、その原因と対処法を解説します。これから飼育を検討している方や、飼育中の方は参考にしてください。

ポリプテルスの鼻管とは?

ポリプテルスの顔の先についている2本の細い管が鼻管です。鰻やその他一部の熱帯魚にも確認をすることができます。ポリプテルスはこの器官を通して、匂いを感じていると考えられます。

ポリプテルス 流木

鼻管の消失

鼻管は細くて繊細なため、病気やケガなどのトラブルで消えて無くなってしまうことがあります。

消失の原因①ケンカ

ポリプテルス同士、あるいは他の熱帯魚とのケンカが原因になります。歯がある魚に噛みつかれると、鼻管が取れてしまうことがあります。

混泳する場合は、種類や性格の相性をよく見て、安全な環境で飼育しましょう。

消失の原因②スレ

流木や障害物など、表面が荒いものとのスレや、水槽の壁面とのスレでも無くなってしまうことがあります。

流木などに勢いよく引っかかると、丈夫な体でも傷がつくことがありますので、鼻管はなおさらです。また、ポリプテルスが水槽の壁面や底面に向かって何度も頭を擦りつけるようにして泳ぐことで、鼻管が取れてしまうこともあるようです。

突起があったり、表面が荒かったりする障害物は、なるべく入れないようにしましょう。また、ベアタンクでの飼育を検討しても良いでしょう。

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消失の原因③激突

ケンカやスレによるケガと同じかもしれませんが、ポリプテルスによくある行動として、水槽の壁面や障害物への激突にも注意しましょう。

ポリプテルスは逃げる時や驚いた時に、全速力でロケットのように泳ぎます。その勢いのまま壁などにぶつかると鼻管が潰れてしまうことがあります。「ドン」という鈍い音が響くほどパワフルに突進しますので、鼻管だけで済まず、顎や口に血が滲むこともあります。

私が飼育している事例では、特にデルヘッジが臆病で神経質のため、驚くと壁に突進して激突しています。

ポリプテルスが落ち着ける環境を用意する、大きな音や振動を起こさない、なるべく広い水槽で飼育する、といった対策が考えられます。

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消失の原因④病気や水質悪化

病気や水質の悪化によって、鼻管が溶けて無くなってしまうこともあるようです。鼻管だけでなく、さまざまな問題が起きますので素早く対処してください。

頻繁に水替えをしたり、薬による薬浴などが対策として考えられるでしょう。

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鼻管がラッパ状に広がる、伸びる

鼻管の先っぽが広がり、ラッパのような形状になってしまうことがあります。また、鼻管が通常の3倍以上に伸びてしまうことも、稀にあるようです。

異変の原因①ケガ

ポリプテルスが壁に激突して潰れるなど、鼻管に刺激が加わることで、先っぽが広がりラッパ状になることがあります。

異変の原因②水質の悪化、変化

水質が悪化したり、急激に変化したりする事で、鼻管がラッパのように広がったり、通常の3倍以上に伸びてしまったりすることがあるようです。

私が飼育している事例では、ポリプテルスの丈夫さに甘えて、割と大胆に水替えを行っていますが、急激な水槽変化には注意したほうがいいかもしれません。

鼻管は再生する?

ポリプテルスの鼻管は、ヒレと同じように、再生することが多いです。餌をたくさん食べて栄養をとったり、清潔な環境で安静にしたりすることで、いつの間にか再生しますので安心してください。

そのため、ラッパ状になった鼻管はをハサミなどでカットすることで、通常の状態に戻すことがあります。一度広がってしまった鼻管は、軽度でない限り元に戻らないので、正常なところでカットするのもありでしょう。

一方で、怪我の程度や状態が悪いと、再生しないこともあります。特に根本から潰れてしまったり、切れてしまったりすると、元に戻らない可能性があります。そのためカットする場合は、根本から切らず、なるべく正常な部分を残すようにしてください。

まとめ

ポリプテルスの鼻管は、繊細でトラブルが起きやすいです。多くの場合は再生するので、清潔な環境を用意したり、カットしたりするなどの適切な対処を行いましょう。また、いずれの場合も事前にできる限り対策して、ポリプテルスに負担がかからないよう工夫してください。