ポリプテルス同士は混泳できる?複数飼育できる種類や大きさ、水槽環境などを解説
ポリプテルスは水槽の低層で生活する、おとなしい性格をした魚です。そのため、さまざまな魚との混泳が可能ですが、もちろんポリプテルス同士の混泳もできます。この記事では、ポリプテルスの複数飼育の方法を、種類や個体、水槽の大きさ、環境などの観点から解説します。これから飼育を検討している方や、飼育中の方は参考にしてください。
目次
ポリプテルス同士の混泳が可能な理由
ポリプテルスは環境が整えば、水槽の底が固体で埋め尽くされるほどの多頭飼いも可能な生き物です。それどころか、複数飼育ならではの魅力もあります。
ケンカしない温和な性格だから
ポリプテルスは温和な性格で、他の魚からいじめられことはあっても、ちょっかいを出したり、喧嘩をしかけたりすることはほとんどありません。いつも水槽の底でのんびりしていたり、中層や高層で浮かんだりしています。
そんなポリプの穏やかな性格を象徴するように、「駐車」という言葉が飼育者の間ではよく使われます。画像のようにポリプが、まるで車の縦列駐車のように綺麗に並んで、落ち着いている姿を表現した言葉です。私の場合は3匹ですが、もっと大量のポリプが並んだ写真も散見されます。

このように、隣に他のポリプテルスが密着していても気にしないことが多いので、性格的にポリプ同士の混泳は全く問題ありません。
どの種類も基本的におとなしいから
ポリプテルスは種類を問わず、基本的におとなしいため、どんな種類でも混泳が可能です。種類によって多少性質が異なりますが、ほとんどの場合に問題はないでしょう。
私の場合はむしろ、デルヘッジは神経質、セネガルスは友好的、パルマスポーリーはのんびり屋など、それぞれの種類や個体の性格が際立って感じられ、複数飼育の魅力だと感じました。
ポリプテルス同士の混泳ができない場合
基本的に複数飼育が可能なポリプテルスですが、混泳に絶対はありません。混泳できない場合について考察します。
個体の性格が合わない
どんな魚にも個体ごとに個性があります。ポリプテルスの中にも、とても気性の荒い個体がいる場合があります。または、飼育しているポリプが、たまたま気が合わない個体同士である可能性もあり得るでしょう。
混泳させてみて、喧嘩をする、どちらかを一方的にいじめるといったことが起きたら、すぐに隔離しましょう。
個体の大きさが合わない
個体の大きさに差があると、力が強い方がいじめてしまったり、最悪の場合捕食してしまったりします。同じくらいの大きさ、成長度合いの個体を混泳させましょう。
私の場合は、デルヘッジやセネガルスが約25cmの時に、10cm強のパルマス・ポーリーをお迎えしました。このくらいの差だと、慎重に混泳をさせるべきだと思います。デルヘッジやセネガルスは、自分の半分くらいのどじょうも食べていたので、かなり警戒して最初はサテライト水槽で隔離をしていました。

ある程度大きくなるまで隔離しようと思っていたのですが、ある日朝起きると、パルマス・ポーリーがサテライト水槽から脱走してしまっていたのが、混泳のきっかけです。長さはデルヘッジの半分ほどでしたが、水槽内で仲良く並んでいたので、ヒヤッとしましたが助かりました。
ちなみにセネガルスはパルマス・ポーリーに興味津々で、通りすがりに近づいてみたり、なんとなく後を付いていったりして、とても癒されました。これも複数飼育の魅力だと思います。

水槽が小さい、水量が少ない
水槽が小さいと水量が少なくなり、水質が悪化するスピードが早くなります。ポリプテルスは肉食魚で、水を汚しやすいため、なるべく大きな水槽で混泳させることをおすすめします。
強力な濾過装置をつけたり、複数の装置で濾過したりすることで、少しでも水を綺麗に保つことができますが、やはりそもそもの器の大きさは重要ですので、油断は禁物です。外部濾過やオーバーフロー水槽は、循環する水の総量が増えるのでよりおすすめです。
混泳できる数の目安
私の場合は、90×30×36cmの水槽に外部濾過装置、週に1回の水換えで、3匹のポリプテルス成魚と、オスカーとダトニオプラスワンを飼育できていました。ポリプテルスだけなら30cmの成魚5匹は飼育できるのではないでしょうか。しかし、水が汚れたり、水換えができなかったりすると、一気に水質が悪化していたので、結構ぎりぎりだと思います。

その後、90×40×50cmの水槽(他同上)に引っ越すと、かなり余裕が出たというイメージです。この大きさなら30cmのポリプテルスを8匹くらいは飼育できそうです。
水槽の大きさは、横幅や高さが10cmずつ違うだけでも、水量や重量はかなり変わりますので、なるべく大きな水槽で飼育できると良いですね。
まとめ
ポリプテルスは、他の魚とケンカをすることが滅多にない温和な性格をしているので、ポリプテルス同士の複数飼育の難易度は低いです。多頭飼いならではの魅力もありますので、水質の悪化などに注意してぜひ挑戦してみてください。

