ポリプテルスの体やヒレが白いのはボンド病?症状、原因、治療法などを解説
ポリプテルスは、体やヒレが真っ白になってしまうことがあります。その場合は、ボンド病という病気になってしまった場合があります。この記事では、ポリプテルスのボンド病について、症状から原因、治療法、予防法まで解説します。これから飼育を検討している方や、飼育中の方は参考にしてください。
目次
ボンド病の症状
ポリプテルスがボンド病になると、体表や鱗が、漂白剤で色落ちした衣服のように、真っ白になってしまいます。木工用ボンドを塗ったように見えることから木工ボンド病気などとも呼ばれます。
ポリプテルスの体やヒレが白くなってしまう病気はボンド病以外にもあります。初期症状ではヒレなどが白く濁る尾ぐされ病や、白いカビのような菌糸状のフワフワしたものが付く水カビ病、体に白い点のような模様がつく白点病などが挙げられます。
これらはそれぞれ原因が異なる病気で、ボンド病もその見た目、原因は他の病気とは異なります。
ボンド病の原因
ボンド病の原因ははっきりした情報があまりありません。細菌や水質悪化、ストレスなど様々な情報が出ています。直接的には、ポリプテルスの粘膜の異常によって症状が出るようです。粘膜が著しく落ちたり、逆に異常分泌したりすると、ボンド病に発展していく可能があります。

ボンド病の治療方法
ボンド病は厄介な病気で、致死率も高いと言われています。ただし、早期発見や根気強い治療で完治できるという情報もあるため、諦めずに治療を行いましょう。
水換え
ボンド病になったら、他にはない超頻度での水換えが必要という情報があります。具体的には、毎日半量から全量の換水を行います。ただし、水質や水温の変化があまり起こらないように注意しましょう。
また、直接的な原因が粘膜の異常によるものですので、水換えの際にはアクアセイフなどの粘膜保護剤を一緒に入れると良いです。
塩水浴
浸透圧の関係から、ポリプテルスの体への負担を和らげる塩水浴も行いましょう。少しでも体力を温存し、全力で治療に臨みます。
塩水浴は、0.5〜0.6%ほどの濃度に調整します。90cm規格水槽であれば、およそ900gの塩を入れると、0.5%の塩水ができる計算です。塩水は水質が悪くなりやすいため、塩水浴をする場合はなおさら、毎日水換えをしてください。
ボンド病の予防方法
ボンド病の原因は、詳細は不明ですが、粘膜の異常が直接的な原因です。清潔な飼育環境や、粘膜のケアがボンド病の予防となります。
粘膜を保護する
普段からポリプテルスの粘膜に気を使いましょう。粘膜の異常分泌や、粘膜剥離など、異変が起きた際には初期段階から対処します。水換えや粘膜保護剤の使用、塩浴など、考えられる治療法を実践してください。
水質を綺麗に保つ
水が汚れると、粘膜に影響があるだけでなく、ポリプテルスの体力が落ち、免疫力も落ちてしまうことで病気にかかりやすくなります。普段からこまめな水換えを行い、水を常に綺麗に保つ努力を行いましょう。
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ストレスを減らす
ポリプテルスのストレスが溜まりにくい環境を作ります。隠れ家や底砂を入れる、ライトを明るくしすぎない、大きな音や振動を立てないなどの対策も有効です。
また、混泳している魚とのケンカなどでストレスは溜まらないよう、ポリプとの相性をよく見て混泳させましょう。
ケガの予防
代表に傷がついたり、ケガをしたりすることで粘膜に異常が出る場合があります。また傷口から魚病菌が感染する可能性もありますので、小さな傷もなるべく付かないように注意します。
鋭い流木や砂底とのスレで簡単に傷がつきますので、なるべく丸みを帯びたものを使用することが望ましいです。また、ポリプテルス同士など相性の良い混泳でも、噛み癖などによってケガをする場合がありますので注意しましょう。
まとめ
ポリプテルスのボンド病は、体やヒレが真っ白になってしまう病気です。様々な原因が考えられますが、直接的な原因は粘膜異常が挙げられます。命に関わる病気で、進行も早く、治療も難しいため、万全の予防を行った上で飼育してください。



