ブラントノーズガーは飼育可能?〜規制された古代魚ガーパイクとの違いや魅力〜
スポテッドガーをはじめとしたガーパイクの仲間が特定外来生物に指定され、新規の飼育ができなくなりました。名前や見た目が似ているブラントノーズガーは、どのような魚なのでしょうか。この記事ではガーパイクと比較しながら、主にブランドノーズガーについて解説します。
目次
ブラントノーズガーはカラシンの仲間
特定外来生物に指定され、飼育などが規制されたガーパイクはガー目という分類です。一方でブラントノーズガーはカラシン目に分類されます。そのためブラントノーズガーはこれまで通り飼育することができます。

参考:日本の外来種対策|環境省
ブラントノーズガーは飼育しやすい
ブラントノーズガーは丈夫で飼育やすい魚です。ガーパイクも丈夫な魚ですが、ブラントノーズガーの方がより手軽に飼育できると言えるでしょう。
水温
ブラントノーズガーに適した水温は20〜28℃です。ガーパイクと同じような適温域ですので、通常の水槽とヒーターがあれば十分に飼育が可能です。
大きさ
ガーパイクはかなり大型になる種類もありますが、ブラントノーズガーの大きさは最大で30cm、飼育下では20cmほどで成長が止まることも多いです。60cm水槽で終生飼育が可能と言えるでしょう。
餌
ガーパイクと同様、ブラントノーズガーも肉食魚でなんでも食べます。メダカやエビなど動く生き餌にはよく反応し、豪快な捕食シーンが観察できます。人工餌にもよく餌付き、どんどん成長していきます。
ガーパイクとの見た目の違い
ブラントノーズガーはガーパイクのように口が長く伸びており、見た目の印象は似ていますが、実際に飼育してみると、ガーパイクとの違いを感じます。

鱗が違う
ガーパイクやポリプテルスなどと違い、ブラントノーズガーは古代魚ではありません。そのため、ガーやポリプに特徴的な、固いガイノン鱗をもっていません。口以外の見た目はどちらかと言うと、川魚など普通の魚に近いです。
固い鱗がないからか、ガーパイクほどは体も固くなく、泳ぎや捕食はブラントノーズガーの方が上手だと言えるでしょう。一方で、ガーやポリプほど水質変化や病気に強いわけではなさそうです。
口が違う
見た目は似ている口も、よく見ると構造は全然違います。ガーパイクは口が扁平して歯が並んでいますが、ブラントノーズガーはクチバシのように先端に近づくにつれ細くなっています。
あくびをする時も、ブラントノーズガーは驚くほど大きく口が開き、普通の熱帯魚に近い構造だと言うことが分かります。
ブラントノーズガーの魅力
ブラントノーズガーは飼育のしやすさだけでなく、飼育して初めて分かる魅力もあります。
泳ぎ、捕食が上手い
ブラントノーズガーはガーパイクと同じ肉食魚ですが、泳ぎや捕食はブラントノーズガーの方が上手いです。メダカや金魚だけでなく、ガーパイクなら難しいであろう素早い川魚なども捕らえることができます。
肉食魚ならではのダイナミックな野生味、捕食シーンは、ブラントノーズガーの方がよく観察できるでしょう。

大きくなりすぎない
ガーパイクは種類によっては1mを超える魚です。スポテッドガーなど小さめの種類も人気でしたが、最大40cmほどになるため、90cm以上の水槽が必要でした。
ブラントノーズガーは飼育下では20cmほどのため、大きいに越したことはないものの60cm水槽でも終生飼育ができるでしょう。初心者にも手が出しやすい魚と言えます。
まとめ
ブラントノーズガーは、ガーパイクと違い規制されていないので飼育することができます。実際に飼ってみると、ガーパイクとは違う点をよく感じますが、ブラントノーズガーならではの魅力もたっぷりです。興味がある方は飼育してみてはいかがでしょうか。

