ブラントノーズガーにおすすめの混泳魚・水槽サイズ~ポリプテルスやスネークヘッド等について考察~

ブラントノーズガーは水槽の中層~高層を生活圏とする熱帯魚です。飼育に慣れてくると、他の魚との混泳をさせてみたくなります。ブラントノーズガーは穏やかな性格をしているため、相性の合う熱帯魚であれば、混泳させることはそう難しくありません。この記事では、ブラントノーズガーに合う混泳相手と、飼育水槽サイズについて考察します。

ブラントノーズガーの飼育方法はこちら

ブラントノーズガーにおすすめの混泳魚(タンクメイト)

ブラントノーズガーは穏やかな性格をしており、水槽の中層~高層を泳ぐため、混泳魚(タンクメイト)としておすすめの熱帯魚の条件は下記にまとめられます。

  • ブラントノーズガーと飼育環境が合う熱帯魚
  • 捕食対象にならないように、ブラントノーズガーと同じ肉食魚
  • 生活圏が被ってストレスにならないように、低層~中層を泳ぐ魚
  • ブラントノーズガーと喧嘩にならないように、温厚、穏やかな性格の魚

これらの条件を基に、人気かつメジャーな熱帯魚とブラントノーズガーの混泳の相性を考察していきます。

ブラントノーズガーとポリプテルスの混泳の相性【おすすめ度:★★★】

ブラントノーズガーとポリプテルスの混泳の相性はとても良いです。上記の条件すべてを満たすといって過言ではありません。私も複数での混泳をしてきましたが、これまで一度も喧嘩や小競り合い、お互いのケガなどはありません。

ポリプテルスは~30㎝のサイズとなる「セネガルス」や「デルヘッジ」、「パルマス・ポーリー」など、下顎系との相性が特に良いでしょう。

ポリプテルスの種類と特徴についてはこちら

ブラントノーズガー ポリプテルス

ブラントノーズガーとプレコの混泳の相性【おすすめ度:★★★】

ブラントノーズガーとプレコの混泳の相性も非常に良いと言えます。プレコは肉食魚ではありませんが、堅い鱗を持ち、多くが30㎝を超える大きな熱帯魚ですので、ブラントノーズガーの捕食対象となることは少ないでしょう。

また、プレコはコケを食べてくれる水槽のお掃除屋さんとしても有名で、飼育環境をより良く維持してくれるためおすすです。私も実際に混泳させていますが、これまで一度も問題は起きていません。

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ブラントノーズガーとエンゼルフィッシュの混泳の相性【おすすめ度:★★】

ブラントノーズガーとエンゼルフィッシュの相性は悪くないと言えるでしょう。エンゼルフィッシュは体高が高い熱帯魚の為、成魚はブラントノーズガーの捕食対象になる可能性は極めて低いと考えられます。エンゼルフィッシュの特徴を考えると、ブラントノーズガーとの混泳は可能と考えられます。私は実際に混泳させたことがないため、おすすめ度は★2つとしました。

ブラントノーズガーとブラックゴーストの混泳の相性【おすすめ度:★】

ブラントノーズガーとブラックゴーストの混泳の相性は良くはないと言えるでしょう。ブラックゴーストの成魚は30㎝を超えますが、口は小さいためお互いが捕食対象になることはないと言えます。しかしブラックゴーストは夜行性で、微弱な超音波を出しながら生活していると言われています。これらがブラントノーズガーの大きなストレスになるリスクがありますので、この評価となります。

【熱帯魚・その他】 ブラックゴースト ■サイズ:5cm± (1匹)
増子水景

スネークヘッド、オスカー、ダトニオは混泳不可【おすすめ度:✖】

肉食魚として人気が高いスネークヘッド、オスカー、ダトニオは、まとめてブラントノーズガーとの混泳は不可となります。いずれの種類も気が強く、ブラントノーズガーをいじめたり、攻撃したりする可能性が高いと考えられます。

ダトニオは同じような形の魚にしか強い攻撃性を示さないとも言われますが、私の実際の経験ではポリプテルスにも攻撃することがありました。ブラントノーズガーよりもさらに泳ぎが上手く力も強いため、混泳させないのが無難です。

ブラントノーズガーとの混泳の注意点

混泳に絶対はありません。最初は大丈夫でも、環境の変化によって急に争いが始まることも珍しくありません。よく様子を観察し、問題が起きたらすぐに隔離する等の対策を行ってください。

混泳魚のサイズの違いに注意

上記のおすすめ度は、お互いが成魚サイズを前提にしています。大きさに差があるとお互いが捕食対象になるので注意してください。特にブラントノーズガーやブラックゴーストは細長く、飲み込まれやすいため注意が必要です。目安としては、お互いが2倍以上の大きさにならなければ混泳が検討できると思います。

混泳魚の相性に注意

一般的に穏やかとされる種類でも、個体によって気性の荒さは千差万別です。混泳は実際に試してみるまで結果は分かりません。常に様子を観察し、小競り合いや喧嘩が起きている場合には隔離をしましょう。実際にケガにつながっていなくても、お互いがストレスで体調を崩す可能性もあるため注意してください。

エサ取りに注意

魚によってエサ取りの上手さが異なります。うまく混泳でいているようでも、エサを取るのが下手な種類・個体が食べれていない可能性があります。全個体に餌が行き渡っているかについても注意深く観察しましょう。

ブラントノーズガーと他の熱帯魚を混泳するなら、90cm水槽以上のサイズで飼育する

ブラントノーズガーと他の熱帯魚を混泳させて飼育する場合、水槽のサイズは90㎝以上を用意してあげましょう。ブラントノーズガーは飼育下で多くが20㎝以上、最大で30㎝の大きさになります。混泳相手も同様のサイズが想定されるため、2匹での飼育でも90㎝以上が望ましいです。

また肉食魚は食べ残しやフンで水を汚しやすく、水質も悪化しやすいため、水量がなるべく多い水槽で飼育するのがコツです。

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ブラントノーズガー単独飼育なら、60cm水槽で終生飼育が可能

ブラントノーズガーは普段はじっとしていることが多いため、ブラントノーズガーを単独で飼育するのであれば、60㎝規格水槽でぎりぎり終生飼育が可能と言えるでしょう。

45cm水槽では手狭になる

45cm水槽の規格サイズは、横幅45×奥行き24×高さ30cmです。成長速度が速く、あっという間に20cm以上になり、体も柔らかくないブラントノーズガーには、単独飼育でも手狭になるでしょう。

まとめ

ブラントノーズガーは穏やかな性格をしており、捕食対象以外には、自分から他の魚に攻撃することはあまりありません。そのため似たような性質を持つ相性の良い熱帯魚とは、混泳させることが可能です。ブラントノーズガーの飼育に慣れてきた方は、ぜひチャレンジしてみてください。