ポリプテルスが水槽から飛び出した!治療すれば復活する?対策はできる?
ポリプテルスは全身が筋肉質でパワフルなため、水槽からの飛び出し事故が後を絶えません。事故の後、治療をして復活した事例もたくさんありますが、残念ながら助からないこともあります。必ず事前の対策を行ってください。この記事では、水槽から飛び出してしまったポリプテルスの治療方法から、事前の対策までを解説します。これから飼育を検討している方や、飼育中の方は参考にしてください。
目次
ポリプテルスが水槽から飛び出す原因
ポリプテルスの飛び出し事故を防ぐために、起こりがちな原因をまとめます。
驚いて飛び出した
最もよくあるのが、ポリプテルスが何かの拍子に驚いて水槽から飛び出すパターンです。帰宅して電気をつけた時に、その光に驚いたり、水槽の前で何かを落とした際に、その音や振動に驚いたり、他の魚に威嚇をされて驚いたり、様々な要因があります。
その他にも、扉付きの水槽台を使用している方は、扉を勢いよく閉めると振動が直接水槽に伝わり、ポリプが驚いて暴れる場合がありますので注意してください。

勢い余って飛び出した
普段は低層でじっとしていることが多いポリプも、活発に泳ぐ時はとてもパワフルです。横向きに泳いでいればいいですが、縦や斜め方向に強く泳ぐと、勢い余って水面から飛び出してしまうこともあります。
ポリプテルスを飼育するのに、水槽の高さについて考えることは少ないかもしれませんが、水槽が低すぎると危険かもしれません。また逆に、高すぎると泳ぐ勢いがつくので危険とも言えます。
私の場合、デルヘッジが神経質で、2回も事故を起こしてしまいました。高さが36cmの水槽で1度、高さが50cmの水槽で1度、脱走がありました。どちらでも脱走事故は起こり得ます。
脱走したポリプテルスの治療方法
ポリプテルスは全身を硬い鱗に身を覆われていて、頑丈な体をしています。そのため、脱走して壁や地面に落ちた衝撃で即死するということは、あまり無いかもしれません。飛び出し事故による死因の多くは、時間経過による乾燥では無いかと思います。それでは、飛び出しからどれくらいの時間経過であれば、復活する可能性があるのでしょうか。

飛び出し直後
復活する可能性は高いです。基本的にはすぐにポリプを水槽に戻してあげましょう。そして、全身や鰭、目などを細部まで観察してください。大きなケガや内出血なく、けろっとしていれば心配いりません。
ケガなどが見られる場合は、他の魚とは隔離して、体に負担がかからないよう安静にしましょう。
数時間経過後
まだ助けられる可能性は大いにあると思います。ポリプテルスは肺呼吸もできますので、数時間で窒息するということはないでしょう。水槽の水をバケツなどに移し、そのバケツにポリプを入れて様子を見ましょう。
ケガの確認はもちろんのこと、水に入れた直後に、パニックになって暴れるかもしれませんので、元気だと早合点せず、しばらく様子を見ましょう。水換えをする場合は水温の変化が小さくなるようにしましょう。ポリプ体表のぬめりが有れば、復活の可能性は高いと思います。
半日以上経過後
かなり時間が経っていると、体が乾燥してカピカピになりますが、まだ息はあるかもしれません。厳しい状況ですが、治療を試みましょう。
水槽の水を入れたバケツにポリプを入れて、安静にします。自力で泳げない可能性があるので、水位は低くします。エアレーションやヒーターなどでなるべく良い環境を作ってあげてください。
ポリプテルスの飛び出しの対策方法
事故が起きてしまった後の治療より、事前にしっかり対策を行う方が、断然簡単で安全です。事故は予想外の角度から起きますので、これで大丈夫と安心せず、十分すぎるほど用心しましょう。
蓋の上に重りを置く
水槽蓋を使用するのは当然ですが、ポリプのパワーであれば、簡単に跳ね除けられます。実際に私はそうでした。蓋はロックできるものを使用するか、2リットルのペットボトルを重りにするなど、必ず対策してください。
隙間をつくらない
濾過装置やヒーター、エアレーションなどのコードやホースと、水槽の隙間を作らないようにしてください。確率的にあり得ないような隙間だと思っても、そこから脱走する事故が必ず起きます。網などで塞いで、重りをしてください。
まとめ
ポリプテルスは脱走してしばらく水の外にいても、復活する可能性はあります。しかし、外出中などに飛び出し事故が起きた場合、目も当てられません。ポリプの飛び出し事故による悲劇は、必ず起きるものだと想定して、必ず対策をしましょう。


