ポリプテルスのエラ呼吸と肺呼吸の違いを解説【息継ぎ】
ポリプテルスは変わった生態を持つ魚で、エラ呼吸に加えて、肺呼吸ができます。それぞれ呼吸の方法が異なります。この記事では、ポリプテルスがどのようにエラ呼吸と肺呼吸を行うのか、肺呼吸の必要性や注意点などを解説します。これから飼育を検討している方や、飼育中の方は参考にしてください。
エラ呼吸の方法
ポリプテルスは通常の魚同様、鰓を持っていて、水中で呼吸ができます。鰓は顔の横、胸鰭の付け根あたりに付いていて、普通の熱帯魚と同じように呼吸します。そのため飼育する上では、エアレーションを行う必要があります。

肺呼吸の方法
ポリプテルスは魚には珍しく、肺呼吸も行うことができます。時折水面まで上がってきて、鰓の上の部分を水の外に出して、息継ぎをするように空気を取り入れます。
肺呼吸は一瞬です。水面で酸素を取り入れると、すぐに水槽の底に戻っていくという感じです。通常は、のんびりと泳いで上がってきて、「ちゃぷん」という音をさせ、そしてまたゆっくりと戻っていくイメージです。

ポリプテルスがなんらかの原因で警戒している場合には、急いで泳いできて、「ばしゃっ」っと音を立てて、そして急いで帰っていくということもあります。
時には、勢いがつき過ぎて体が半分ほど水から出てしまい、そして急いで戻っていくため、「ばしゃーーんっ」と激しい音を立てることもあります。その際に尾鰭で水を叩いてしまい、水が撒き散らされてびしょびしょになる、ということもあります。
私が飼育している場合では、特に臆病で神経質なデルヘッジにみられる行動です。警戒させてしまっている私が悪いのですが、忙しい時に水をまき散らされた日には、「静かに息しろよ!」と突っ込んでしまいます(笑)
肺呼吸の必要性
ポリプテルスはエラ呼吸に加え、肺呼吸をする必要があります。しかしそれは成魚になってからです。
ポリプテルスの外鰓
ポリプテルスが稚魚、幼魚の時は、鰓から外鰓というものが生えています。ウーパールーパーなどが成魚になっても持っている、画像のような鰓のことです。

外鰓は、水中の酸素をより多く取り込むためのもので、ポリプテルスが成長するにつれ、無くなっていきます。外鰓が無い大人のポリプテルスは肺呼吸をするために、上記のような息継ぎを行います。
注意点
ポリプテルスの肺呼吸は、水の外から酸素を取り入れるため、当然蓋があると息継ぎを行えません。飛び出し防止のために、水槽に蓋をすることが必須ですが、その際は必ず水面との間に隙間を作っておいてください。
また、勢いよく息継ぎを行う場合には、勢い余って脱走する危険性がありますので、蓋の上には重りを置くようにしましょう。
まとめ
ポリプテルスはエラ呼吸と肺呼吸、2つの呼吸法を持っています。成魚になってからは、両方とも必要ですので、注意点を守って環境を整えてあげてください。

