ダトニオの黒化とは~黒くなる原因から、きれいに発色させる方法まで解説~

ダトニオは飼育環境や状況によって、全身が黒くなったり、バンド模様がはっきりと確認できるようなきれいな黄色を発色したりと、色が大きく変化することがあります。色が黒くなることを「黒化」、きれいな黄色になることを「発色」といいます。飼い主としてはやはりきれいな色を発色してほしいものですよね。この記事では、ダトニオが黒化する原因や対策について解説します。

ダトニオが黒化する原因

ダトニオの黒化は種類や産地によって変わる?

ダトニオにはシャムタイガーや本ダトニオなどと呼ばれる「プルケール」、プラスワンなどと呼ばれる「ミクロレピス」など、様々な種類があります。またそれぞれの種類の中でも、例えばミクロレピスにはスマトラ産やボルネオ産があるなど、産地も異なります。

黒化は、一般的にプラスワンなどと呼ばれる「ミクロレピス」という種類で起きやすく、話題にも上がりやすいようです。シャムタイガーや本ダトニオなどと呼ばれる「プルケール」という種類では、黒化は起きづらく、たとえ黒くなったとしても全身が真っ黒になるミクロレピスよりも、その度合いは小さいようです。

一方で、スマトラ産やボルネオ産などの産地によって、黒化しやすい、しにくいということはありません。

ダトニオの種類と特徴についてはこちら

ダトニオの黒化は個体差が大きい?

実際の経験から、ダトニオの黒化は個体差が大きいです。同じ飼育環境でも体質や性格によって、黒化する個体とそうでない個体に分かれます。ただし同じ個体でも稚魚サイズの小さい頃は常に黒化していたのに、大きく成長してからは発色するようになったなど、年齢によって体質が変わることもあります。また飼育環境のわずかな変化でも黒化に影響するのは事実です。100%黒化しない個体は存在しないと考えましょう。

ダトニオの黒化はストレスによって変わる?

ダトニオにストレスがかかりやすい環境だと、黒化しやすいと言われます。ダトニオプラスワンなどを導入したばかりで、個体が水槽の環境に慣れていなかったり、緊張していたりすると、黒化する傾向があります。また生活の刺激や、照明、隠れ家などの飼育環境も、黒化に影響するといえるでしょう。

ダトニオの黒化は混泳魚によって変わる?

ダトニオは混泳している魚によって、黒化したり発色したりします。特定の種類で述べることはできませんので、あくまで個体との相性になると思います。参考までに、私の実際の経験では、ダトニオプラスワンがポリプテルスやオスカーと混泳している際には、発色している時間が長かったです。

ダトニオの混泳魚についてはこちら

ダトニオをきれいに発色させる方法

水槽の内装色を変えてダトニオを発色させる

水槽には、全体が透明なクリア水槽や、黒色、白色、青色など様々な内装色があります。周りの色によって黒化したり発色したりする個体がありますので、相性の良い内装色に変更することで発色させることができるかもしれません。内装色であれば常時周囲の環境が変わりますので、うまくいけば発色の持続性を高めることができます。他にも照明の照射時間やタイミングなども工夫の余地があります。

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混泳魚を変えてダトニオを発色させる

混泳魚との相性によって、きれいに発色することがあります。単独飼育や同種飼育、ポリプテルスやオスカーなどとの混泳を試してみる価値があります。ただし、ダトニオは同じような体格の熱帯魚には強い攻撃性を示す場合があります。ダトニオ同士やオスカーとの混泳には特にリスクがあるので注意してください。

飼育設備を変えてダトニオを発色させる

ダトニオの黒化、発色にはストレスが影響していますので、岩や流木などの隠れ家、底床の変更・追加などが有効な場合があります。

刺激を与えてダトニオを発色させる

刺激がない退屈な環境、慣れた環境では黒化する個体も少なくありません。上述の様々な飼育環境の変化も含め、刺激を与え続けることが、発色の近道になることも多いです。混泳をしていると魚同士のパワーバランスや水槽内の秩序がちょっとした変化で変わることがあります。それと同じように、ダトニオの発色も些細なきっかけで起きることがありますので、根気強くチャレンジすることが重要です。

まとめ

ダトニオにはプラスワンをはじめとしてミクロレピスという種類を中心に、黒化が起こります。私の経験上、ダトニオプラスワンの色は地肌が定着するというよりは、タコのように目まぐるしく発色します。小さな変化によっても変化しますので、発色させたい場合は、根気強く工夫を凝らしていきましょう。