ポリプテルス パルマスポーリーの魅力と飼育方法

パルマスポーリーはアフリカ原産の美しい古代魚で、ポリプテルスの一種です。体は長細く、美しい網目状の模様が入ります。丈夫で飼いやすいため、ペットしても人気・おすすめです。この記事では、パルマスポーリーの特徴や飼育方法、魅力、飼育上の注意点などを解説します。飼育を検討している方はぜひ参考にしてください。

パルマスポーリーの特徴

パルマスポーリーの頭の形はやや扁平で、可愛い顔つきをしています。丈夫で、飼育も容易なことからポリプテルスの入門種として知られています。

大きさ

30㎝程度とポリプテルスの中でも小型の種類です。成長速度は早く1年で20㎝、1年半で30㎝前後になります。

体色・体形

茶色や緑、黄色っぽい色など、個体差が大きいのが特徴です。長い間飼い込むことによって緑化した個体は目を見張る美しさです。

顔つきから体まで、上顎系の他の種類よりやや扁平でぷっくりとした体形になっており、愛嬌のある姿をしたポリプテルスです。

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ポリプテルス パルマス ポーリー 顔 かわいい

模様

背中に網目状の模様が入り、大変美しい姿になる個体も存在します。特に飼い込んだ個体は、緑色のラインが入り乱れるような模様にもなります。

ポリプテルス パルマス ポーリー 成魚

ヒレ

体の上についている上鰭の数は、ポリプテルスの中でも種類によって異なります。また意外なことに同じ種類の中でも、個体によって異なることがあるようです。パルマス・ポーリーのヒレの数はほかの種類よりも少なく5~7本で、多くは6本になります。「デルヘッジ」が11本ですので、それと比べると3本も少なく、起点も後ろのほうになっています。

ポリプテルス パルマス ポーリー デルヘッジ 背びれ 比較

パルマスポーリーの飼育方法

パルマスポーリーは、病気や水質の変化にも強い丈夫な生き物です。最低限の知識を持っていれば十分に飼育が可能です。

飼育設備

パルマスポーリーは、基本的な熱帯魚飼育セットがあれば飼育が可能です。具体的には、生体を入れる水槽や水をきれいに保つろ過装置、水温を調整するヒーター、水中の酸素濃度を高めるエアレーションなどがあれば問題なく飼育できます。

少なくとも週に1度は水替えをしてあげることで、問題なく飼育ができます。

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水温

ポリプテルスは本来は暑い地域に住んでいる熱帯魚です。そのため、水温の適温は20~28℃となり、日本で飼育するには多くの地域でヒーターが必要になります。

エサ

パルマスポーリーは肉食魚です。野生では小魚や昆虫、カエルなどを食べています。飼育下でも小魚や金魚、エビなどの生餌を好みますが、人工餌にも慣れてくれます。

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寿命

パルマスポーリーの寿命は、10~15年くらいと言われています。古代魚ということもあり、魚としてはかなり長寿といえます。

病気

パルマスポーリーは、ガノイン鱗と言われる堅い鱗を持っていて、ケガや病気をしにくく、水質の変化にも強い生き物です。しかしエロモナス病や転覆病など、熱帯魚にありがちな病気になる可能性はあります。またポリプティという、ポリプテルスならではの寄生虫のリスクもあります。

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値段

パルマスポーリーは、手ごろな価格で購入できます。10㎝以下の個体だと2000円~4000円程度で購入できます。

混泳

パルマスポーリーは、水槽の下層で暮らす生き物です。そのため混泳は、中層や上層を泳ぐ魚との相性が良いです。また、性格は穏やかであるため高い確率で混泳に成功すると思います。

肉食魚であるため、口に入るくらいの大きさの魚は捕食してしまうので注意しましょう。一般的な熱帯魚であるコリドラスやオトシンクルスは、ポリプテルスの捕食対象になるだけでなく、食べてしまうとヒレがのどに詰まってしまう可能性があるため、特に混泳には向いていません。

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パルマスポーリーの魅力

パルマスポーリーの魅力は、その縞模様の美しさや、飼育も容易なことが挙げられます。しかしそれ以外にも、飼育して初めて気づくペットとしての魅力がたくさんありますので、紹介していきます。

顔が特に可愛い

パルマスポーリーは、頭の形が若干扁平しており、ポリプテルスの中でもとても可愛らしい顔つきをしていると思います。下記の写真でデルヘッジと比べていますが、口角が上がり、ニコニコしているような顔に見えます。

ポリプテルス パルマス ポーリー デルヘッジ かわいい

旺盛な食欲

パルマスポーリーは小さいときから大きくなるまで、あまり好き嫌いもせずによく食べます。ポリプテルスの魅力の一つとして、その食べ方の可愛さが挙げられますので、ぜひ観察してみてください。

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目と鼻も良いようで、エサを入れるとすぐに見つけて飛んできます。混泳しているブラントノーズガーのために入れた浮上性のエサも、水面まで泳いで行って積極的に食べてしまいます。漫画のようにお腹がパンパンになるまで食べてしまうこともあるので、消化不良を起こさないよう注意し、よく観察してあげましょう。

ポリプテルス パルマス ポーリー 食べすぎ 腹部膨張 ボコボコ

しかし、魚全般に言えることですが、同じエサを与え続けていると飽きて食べないこともあります。生餌と人工餌を使い分けたり、人工餌だけでも与える種類を分けるなど工夫をすると良いと思います。

性格

遊泳性が高く、よく泳ぐ種類であると言われています。水槽の上層や中層で、ゆらゆらと浮いている時間が長いです。

ポリプテルス パルマス ポーリー 浮く

パルマスポーリーの飼育上の注意点

パルマスポーリーの飼育で多いのが脱走事故です。蓋をしていたとしても力が強く、押しのけて飛び出してしまう可能性があります。必ず蓋の上に重りを乗せて、ポリプテルスが飛び出ないようにしましょう。

まとめ

パルマスポーリーは、美しく飼育しやすいことに加え、可愛い性格のためペットとしての魅力がたっぷりの魚です。興味を持った方は、最低限の知識習得と日々のお世話を行うことを前提に、飼育上の注意点を確認の上、ぜひ飼育してみてください