ポリプテルスの眼が飛び出るのはポップアイ?症状、原因、治療法などを解説
ポリプテルスは、ポップアイという魚の病気にかかる可能性があります。ポップアイになると、目が突出して痛々しい姿になってしまいます。この記事では、ポリプテルスのポップアイについて、症状から原因、治療法、予防法まで解説します。これから飼育を検討している方や、飼育中の方は参考にしてください。
目次
ポップアイの症状
ポップアイは、ポリプテルスだけでなく金魚などの魚やアロワナなどの熱帯魚全般が罹る可能性がある病気です。直接的な死因にはなりにくいですが、他の重篤な病気を併発する可能性がありますので注意が必要です。
眼が飛び出たように突出する
ポリプテルスがポップアイを患うと、眼球が外に飛び出したように盛り上がってきます。見た目が金魚の出目金や、深い海から陸に上げた深海魚のようになってしまうので、普段のポリプに比べると痛々しく見えてしまいます。
ポップアイの原因
ポップアイには、いくつかの原因が考えられます。
エモロナス菌が原因
ポリプテルスにエロモナス菌が感染して発症する場合があります。エモロナス菌は、水中に普段から常在する魚病菌で、健康な個体であれば感染することはありません。ポリプテルスの免疫が落ちていたり、ケガなどの外傷から感染したりして発症します。
エロモナス菌はその他、赤斑病や松かさ病の原因にもなるので、ポップアイの前後にお腹やヒレの付け根が充血したように赤くなる、鱗が逆立ってくるなど他の症状が見られるかも知れません。

その他の菌が原因
エロモナス菌だけでなく、水中には様々な菌が常在、発生します。ポリプテルスが弱っていたり、ケガをしていたりすると、これらの菌が悪さをしてポップアイになる可能性があります。水質悪化やケガが原因という情報とも関連があります。
アンモニアなどの毒性物質が原因
水質悪化が原因という情報と関連があります。ポリプテルスを飼育していると、排泄物や食べ残しから、必ずアンモニアや亜硝酸など、毒性のある物質が発生します。これらが溜まってしまうと、ポップアイだけでなく様々な病気や問題が起こります。
ポップアイの治療方法
ポップアイの原因はエロモナス菌を中心とした細菌の感染によるものが多いです。また、水質悪化が原因の場合もあるので、おすすめの治療方法を紹介します。
水質の改善
こまめな水換えや水槽の掃除を行うことで、エロモナス菌をはじめとした細菌や、アンモニアなどの毒性物質を減らすことができます。また、水質が改善することでポリプテルスの体力がつき、自己治癒能力の強化も期待できます。
エアレーションや濾過装置の強化などによっても水質の改善が見込めます。生物濾過を促進することによって、アンモニアや亜硝酸などの毒性物質を分解してくれます。
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薬浴
ポップアイでは、ポリプテルスの体内に細菌が入り込むことが多いため、薬浴が効きにくい場合があります。しかし、症状が進行していたり、改善が見込めない時には、水質改善とセットで薬浴しましょう。
薬は、グリーンFゴールドが効きます。ポップアイはじめ、エロモナス菌を原因とした病気に使えますので、一本は常備しておきましょう。
ポリプテルスは、薬に弱い性質があるため、説明書などに記載している規定量の半分から三分の一くらいの濃度で使用してください。その場合もよく観察し、苦しそうに口をパクパクしているなど、ポリプテルスの様子がおかしければ水換えをするなどして濃度を下げてください。
ポップアイの予防方法
ポリプテルスがポップアイになると、見た目が痛々しいですし、治療が大変です。なるべく病気にならないよう、普段から予防に努めましょうま。
水を綺麗に保つ
一番の予防は、綺麗な水で飼育することです。ポリプテルスが健康であれば、多少の細菌やケガなどで病気が悪化することはありません。水質を綺麗に保つためには、水換えだけでなく、水温や酸素濃度、バクテリアなど、様々な要素を考慮する必要があります。飼育しているポリプテルスに合った飼育環境を整えましょう。
ストレスが溜まらない環境を整える
ポリプテルスにストレスがかからない水槽環境を整えることも重要です。隠れ場所や水槽の底に砂利を入れるとポリプテルスが落ち着きやすいと言われています。
また、混泳魚との喧嘩や、一方的な攻撃によってもストレスは溜まります。相性が悪い場合には混泳の見直しも検討しましょう。
まとめ
ポリプテルスの眼が飛び出るポップアイは、細菌や毒性物質が原因です。治療や予防には、こまめな水換えをはじめとした、綺麗な水質維持が重要です。ポリプテルスが健康に生活できる環境を整えてあげましょう。


