シルバーシャークの飼育方法~最大サイズから成長速度、餌、混泳まで解説~
シルバーシャークは、シャープで美しい銀色の見た目や、手ごろなサイズ感、丈夫で飼育も容易なことから人気の熱帯魚です。この記事では、シルバーシャークの基本的な飼育方法、大きさや性格を踏まえた混泳の相性まで、実際の経験から解説します。これから飼育や混泳を検討している方は参考にしてください。
目次
特徴
シルバーシャークはシャークと名前が付きますが、コイの仲間です。シャープな体系と全身が銀色の鱗に包まれた渋い姿、そして大きく先端が黒くなるヒレが特徴的な美しい魚です。仲間と群れになって遊泳するのが好きなため、3匹以上など複数匹で飼うのがおすすめです。

大きさ
シルバーシャークの最大サイズは25㎝ほどです。熱帯魚店では10㎝以下の小型なサイズが販売されていることが多く、飼育下では20㎝以下で成長が止まる個体も少なくありません。最大サイズを考慮すると、終生飼育に45㎝水槽では手狭です。最低でも60㎝水槽は用意してあげたいところです。
成長速度
成長速度は早く、半年~1年で15㎝を超えます。よく食べ、泳ぐ魚ですので、やはり広い水槽で優雅に泳がせてあげたいですね。
水温
水温は25~28℃程度が適しています。多少前後しても耐えることができますが、夏場は直射日光を避け、冬場は水槽用のヒーターを設置しましょう。
水質
水質はph6~6.5、弱酸性の水は好ましいと言われます。水質の悪化、急激な変化には弱いため、できる限り大きな水槽で上部ろ過か外部ろ過を使用、1週間に1度、1/3程度の水替えを行うようにしましょう。

餌
シルバーシャークは雑食性で、食欲も旺盛です。多くの個体は人工飼料もよく食べてくれます。餌をとるのも上手いため、初心者でも上手に育てることができます。
人工餌
コリドラスタブレットや、おとひめ、フレーク状の熱帯魚用のエサなど、なんでも食べてくれます。毎日少量ずつ、動物性と植物性のエサをおりまぜながら与えることで、栄養のバランスよく長生きさせることができるでしょう。
生き餌
正確には生き餌ではありませんが、冷凍赤虫もよく食べます。小さなエビやワームなども食べます。生き餌は栄養価が高く、太りやすいため与えすぎに注意が必要です。
性格
シャークという名前を持ちますが、コイの仲間ということもあって穏やかな性格をしています。混泳魚をいじめたり、喧嘩したりということは多くありません。しかし泳ぎが上手で動き回るため、泳ぎが下手な魚や、気が強い魚との混泳には注意が必要です。
様々な魚と混泳可能
シルバーシャークは主に水槽の中層で生活します。温厚な性格をしていますので、様々な熱帯魚と混泳が可能です。シルバーシャークが捕食対象としてしまう小さな魚やエビとは混泳ができません。またシルバーシャークを捕食対象とする肉食魚や気が強い魚との混泳も避けたほうが良いでしょう。
ポリプテルスとの相性
ポリプテルスは肉食魚ですが、低層を中心に生活し、穏やかな性格をしているため、シルバーシャークとの混泳の相性は良いです。しかし、体格差が大きすぎると喧嘩や捕食の原因となりますので注意しましょう。10㎝程度のシルバーシャークであれば、ポリプテルスは15㎝くらいまでが無難でしょう。20㎝近い大きさがあれば、ポリプテルスは30㎝前後まで大丈夫なことが多いです。そのため、上顎系のポリプテルスとの混泳が特におすすめと言えるでしょう。
プレコ、コリドラス、クラウンローチとの相性
プレコやコリドラス、クラウンローチなどといった代表的な熱帯魚との相性も良いと言えるでしょう。シルバーシャークは大食漢なため、水質の悪化やコケの発生などが懸念されます。底砂やコケの掃除屋さんと言われるこれらの熱帯魚との混泳は特におすすめできます。
ネオンテトラとの相性
ネオンテトラとは体格差が大きく、シルバーシャークの捕食対象となる可能性があるため、混泳は避けたほうが良いでしょう。
ダトニオ、スネークヘッドとの相性
ダトニオ、スネークヘッドなどの肉食魚、気が強い魚との混泳も避けたほうが良いでしょう。シルバーシャークが捕食の対象になったり、いじめられたりする可能性があります。
寿命
シルバーシャークの寿命は10~20年と長いです。途中で飼えなくなってしまうことのないよう、しっかりと計画をして飼育しましょう。寿命の長さからも、ポリプテルスとの相性は抜群です。
繁殖
飼育下での繁殖は難しいとされています。アクアリウムショップでお手頃な値段で購入できます。
販売価格
1匹1,000円以下で購入できます。
飼育設備
シルバーシャークは、最大サイズでも25㎝ほどで、丈夫で飼育しやすいため人気の魚です。基本的な熱帯魚の飼育セットで飼育をスタートできるため、初心者にもおすすめです。
水槽
水量が多いほど水温や水質が安定するため、基本的には大きい水槽のほうが良いでしょう。60×30×36㎝の水槽で終生飼育が可能ですが、複数飼育や混泳を行うのであれば90㎝以上の水槽がおすすめです。
一から始めるのであれば、セット商品を選ぶとお得で簡単に揃えることができます。特にライトやろ過装置はセットになっていることが多く、それぞれ単体で購入すると高額になりがちなのでおすすめです。60㎝の水槽にろ過装置が付いたセットだと、10,000円~の費用感になります。
ろ過装置
ろ過装置は、外部、上部、底部、外掛け、水中型など様々な種類があります。シルバーシャークは大食漢で水を汚しやすい傾向にあるため、ろ過能力が強い外部ろ過装置、あるいは上部ろ過装置などがおすすめです。
ヒーター
シルバーシャークの飼育には、冬場にヒーターが必須になります。水温を常に25℃前後に保つと良いでしょう。水槽の大きさ(水量)に合った出力のヒーターを選ばないと、水温が上がり切りませんので注意しましょう。64ℓ以下向けのヒーターで4,000円前後~、110ℓ以下向けのヒーターで5,000円前後~の費用感です。
| 水槽のサイズ | 水量 |
|---|---|
| 幅60㎝×奥行30㎝×高さ36㎝ | 約60ℓ |
| 幅90㎝×奥行30㎝×高さ36㎝ | 約90ℓ |
| 幅90㎝×奥行45㎝×高さ45㎝ | 約140ℓ |
エアーレーション
エアレーションは必須です。ろ過装置などで水流を作って、水中に空気を取り込むことでも代用できます。性能にもよりますが1,000円~2,000円以下の費用で購入できます。
底砂
底砂は入れても入れなくても、どちらでも良いと思います。コリドラスやクラウンローチと混泳するのであれば入れてあげましょう。
まとめ
シルバーシャークは丈夫で美しい魚です。アクアリウム初心者にとって飼育がしやすいおすすめの熱帯魚と言えるでしょう。病気や健康に気を付けながら、元気に飼育してみてください。









